2018年11月21日(水)

サマータイムの世界事情と日本での歴史
岸本好正・日経プラス10キャスターに聞く

日経プラス10「フカヨミ」
2018/8/13 10:00
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ニュースを詳しく解説する「フカヨミ」コーナー。東京五輪・パラリンピックの暑さ対策として導入が検討されている「サマータイム」を、日経プラス10の岸本好正キャスターが解説しました。

小谷キャスター

小谷キャスター

岸本キャスター(8月7日出演)

岸本キャスター(8月7日出演)


▼ニュースの骨子
 安倍総理は7日、東京五輪・パラリンピックの暑さ対策の一環として、全国一律で夏の生活時間を1~2時間早める「サマータイム」の導入を検討するよう、自民党に指示する考えを示しました。

岸本キャスターの解説要旨は以下の通りです。

■サマータイム導入国 地図でみると偏り

「サマータイムについては60あまりの国が『実施済み』もしくは『実施中』です。世界の国のうち、およそ3分の1が導入している計算ですが、地図でみると偏りがあります。欧州と北米ではほとんどの国が活用している一方、アジアは中東を除くと実施しているところがありません。アフリカもモロッコだけ。比較的緯度が高くて夏の日照時間が長くなるところが、サマータイムを取り入れているようです」

■かつては4年で廃止 「議論する時間が不足」との懸念も


「実は日本も導入していた時期がありました。こちらの日本経済新聞は1952年(昭和27年)3月29日付です。1面の記事で『夏時刻法』つまりサマータイムを廃止する法律が成立したと伝えています。1948年(昭和23年)にGHQ(連合国軍総司令部)の指示によって始まったサマータイムがたった4年で廃止になった最大の理由は、労働時間が増えたからといいます。現在は働き方改革が進んでいるため前回のようにはならないという意見もありますが、コンピュータープログラムや鉄道ダイヤの変更など、手間やコストがかかるのも事実。2020年の東京五輪・パラリンピックにあわせるとなると、メリットとデメリットを議論する時間が足りないかなという懸念もでています」

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