2018年9月23日(日)

未来面「つくりかえよう。」

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 日本経済新聞社は、読者や企業・団体の皆さんと一緒に日本の課題について考え、議論する「未来面」をスタートしました。今期のテーマは「つくりかえよう。」 革新的なアイデアをお寄せください。企業のトップが選んだ優れたアイデアは新聞紙面や日経電子版で紹介します。アイデアの投稿はこちらから。
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より良い生活へ テープやフィルムをどう進化させる?
読者の提案 高崎秀雄・日東電工社長編

未来面
(3/3ページ)
2018/7/30 2:00
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■フィルムで極地に住まいを

 高井 優希(海陽学園海陽中等教育学校中学2年、13歳)

 僕は極地をフィルムで覆い、人が住めるようにするプロジェクトに取り組みたい。北極や南極でも快適な住まいを作れるようにする。さらに海底や地中、高地などの開拓も実現できると考える。現在、温暖化ガスの排出により海面上昇が東南アジアの国々などでは深刻化している。そんなとき、新しい居住地をあらかじめつくっておけば、急な気候変動で難民や移民が発生する事態にも対処しやすくなるだろう。このプロジェクトは宇宙でも威力を発揮すると考える。今後、火星など宇宙に新たなフロンティアを求める際に、宇宙服を着用せずに生活できる環境を確保することが求められるだろう。そこで周囲の環境に左右されず、地球と同じような環境を再現できるフィルムがあれば、そこに居住スペースや基地をつくり、快適にその星の開拓事業に取り組めるだろう、精密でかつ頑丈だが、取り扱いが容易なフィルムの利点を活用したらどうかと思う。

■マルチな素材の開発を

 岩神 幸平(会社員、26歳)

 最近よく耳にする言葉に、「人材の多能工化」や「パラレルキャリア」などがある。一つの仕事やスキルに終始することなく、多様な経験と知識を得ることで自らの活躍の場を広げることが今後の社会では求められるようだ。この「マルチタスク化」の必要性は人材だけではなく、素材や部材にも当てはまるのではないだろうか。例えば遮光フィルムや保護フィルムに太陽光発電などの機能を持たせて再生可能エネルギーの利用を促し、耐熱性を持つテープに蓄熱性を付与してエネルギーの効率化につなげるといったことが考えられる。あるいは運動時に使ったテーピングから情報を得て体調やけがの診断に活用するなど、無数の可能性が生まれてくるだろう。このように、素材や部材の機能を一つに限定してしまうことなく、柔軟な視点で様々な機能を併せ持つ製品を開発することが、生産性の向上やより快適で持続可能な社会の実現につながっていくのではないだろうか。

■自動運転技術への応用

 金子 越美(駒沢大学グローバル・メディア・スタディーズ学部3年、20歳)

 コロコロをご存じだろうか。床などのほこりをロール状の粘着テープで、コロコロ転がして取るもので、吸着性は素晴らしいものだ。今の掃除機の機能向上の陰にはコロコロといわれる原点存在があったからかもしれない。ではその原点の物、テープやフィルムを今後発展、進化させていくにはどうしたらいいのか考える。近年では自動運転システムの技術の進歩が著しくあるがまだ改善することも多く、事故の報告もある。その事故を少しでも減らすためにはどうするか。そこで考えたのはシステムと連動できるチップを埋め込んだテープを道路の白線やガードレールなどに貼るというものだ。現在はカメラで得た情報を基に道路の状況などを把握しているが、そこにテープに組み込まれたチップの情報が加わることでより精度の高い道路状況を得られ、安全なナビゲーションができるのではないだろうか。そんなテープが開発されれば、おもしろい。

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