2018年9月20日(木)

未来面「つくりかえよう。」

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 日本経済新聞社は、読者や企業・団体の皆さんと一緒に日本の課題について考え、議論する「未来面」をスタートしました。今期のテーマは「つくりかえよう。」 革新的なアイデアをお寄せください。企業のトップが選んだ優れたアイデアは新聞紙面や日経電子版で紹介します。アイデアの投稿はこちらから。
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より良い生活へ テープやフィルムをどう進化させる?
読者の提案 高崎秀雄・日東電工社長編

未来面
(2/3ページ)
2018/7/30 2:00
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■自分の体がデバイスに

 釜野 雄輔(京都大学大学院工学研究科2年、23歳)

 私たちはスマートフォンや腕時計を家に忘れたり、大事なことをメモに残してもメモごとなくしてしまったりする。そこで、自分の皮膚に、あらゆる情報を表示できるような画面を貼り付けてしまえば、そんな不便とお別れできるのではないか。

 実現するには、画面の表示に必要なフィルムを極限まで薄くして、違和感なく皮膚と密着するテープと組み合わせなければならない。また、外部電源がなくても使えるように、体温で発電するフィルムも必要になる。

 このようなフィルムとテープを組み合わせることができれば、自分の体の一部がデバイスに進化する。さらに、様々な機能をもたせたフィルムを組み合わせていけば、用途は広がっていく。将来のIoT社会は、このようなフィルムとテープによって、人とデバイスがより密接になるのではないだろうか。

■テープで脱水症状をチェック

 岩坪 佳子(会社員、37歳)

 人の肌に貼っておくだけで、脱水症状になってないかどうかが一目でチェックできるテープがあると、酷暑が続く今の季節には助かることが多いのではないだろうか。色の変化で一目で状態がわかれば、なお便利だろう。子供や高齢者などうっかりして水分の補給を怠ると脱水症状になりがちな人たちが、脱水症状に陥っていないかどうかを外から見て判断する指標となるはずだ。最近の報道によると、熱中症にかかって救急搬送された人が1週間の間に1万人近くに達したという。事前に脱水症状になりかかっているかどうかがわかれば、親も安心して子供を遊ばせることができる。

■健康管理をフィルムで

 鶴 広輝(法政大学経営学部経営学科、22歳)

 フィルムで人々の健康状態を観測、促進できるようになれば、わたしたちの生活は驚異的に豊かになると思う。具体的には人間の指に触れることで、その人の身体の悪い部分を見つけ出せるようにして、それを改善する物質を含んだフィルムをスマートフォンに貼り付ければいい。

 そこで得られた個々人の健康情報をスマホと連携して、統計を取れれば世界の医療分野に対して有益な判断材料を提供できるし、フィルムをより良い物にグレードアップさせていくことも可能になると思う。健康フィルムをiPhoneのように段階的に進化させていけば消費者に飽きさせない画期的な商品となり、わたしたちの生活を豊かにしてくれるだろう。

■壁じゅうをディスプレーに

 谷村 悠真(海陽学園海陽中等教育学校3年、14歳)

 情報化社会は、自分のタブレット端末やパソコンからいろいろな情報にアクセスできるようになる。しかし端末は充電や近くにないときは取りに行くなどの手間がかかる。そこで充電も移動もせずに使えるようにしてはどうか。壁など全体を特殊なフィルムを使って、大きく、壊れにくいディスプレーにする。そこに様々な画像などを表示して操作するだけでなく、タブレット端末やパソコンなど他の家電とも接続できるようにする。

 そうすればテレビ番組や動画の迫力のある映像を場所を取らずに見ることができる。電源にじかにつなげば充電はいらないし、家中の壁をディスプレーにすれば、移動の必要もない。スピーカーなどを取り付ければ、より臨場感を楽しめ、まるで家ごとどこかに移動したように感じられるだろう。また壁に画像や映像を映すことで、家がより広く感じられる。

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