2018年11月18日(日)

未来面「つくりかえよう。」

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浜逸夫・ライオン社長の講評

2018/7/23 2:00
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読者の皆さんに「Well-Beingな生活のために何をつくる?」という問い掛けをさせていただいたのは、「何気ない毎日をどのように幸せに生きていくのか」「IoTやAI(人工知能)が進行する中で生活環境はどのように変わっていくのか」など、デジタル化が進む中、日常生活に寄り添っていくために我が社がどのようにお役に立てるのかを知りたいと思ったからです。

浜逸夫 ライオン社長

浜逸夫 ライオン社長

アイデアは全て読みました。健康や幸せについて10~80代まで幅広い読者の皆さんが関心を持ち考えて下さったことに感銘しました。本当にありがとうございました。

読み進めると、Well-Beingな生活を実現する条件は「3つの満たされた状態」に集約されるように思えました。「肉体的に」「精神的に」そして「社会的に」です。

「肉体的に」では「心地よい睡眠を」に目が止まりました。自分の好きな夢を見ることができる「次世代の枕」が実現すれば、気持ちの良い朝を迎えることができ、モチベーションも上がることでしょう。

「精神的に」は「自分らしく生きる」を紹介します。生活用品を自分らしさの実現につなげていく内容で、ぬいぐるみが歯磨きや寝る時間を教える等、楽しみながら生活習慣を身につけるアイデアは、次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーを目指す我が社にとり、とても共感できました。

「社会的に」の「スマホに依存しない空間」は、デジタル化の恩恵を十分享受した上であえてデジタルの波から距離をおいて幸福について考えるというアイデアに共感しました。テクノロジーが進化すればするほどアナログをクローズアップしてバランスを取ることは重要な視点です。

皆さんのアイデアを大切にし、新たな顧客体験価値の創造を通じて、毎日の習慣を、もっとさりげなく、楽しく、前向きなものへ「リ・デザイン」し、「Well-Beingな毎日」に貢献していきたいと思います。

◇――――――――◇

「Well-Being」について改めて考えてみました。健康や幸せを表すWell-Beingは誰もが追求すべき権利です。でもそれは個々人の価値観や多様性の中にあって明確な定義付けは難しく、闇雲に取り組んでも逃げ水のように捉えにくいものだと思います。

Well-Beingの追求は人間が呼吸するのと同じくらい当たり前の話しであり、振りかぶって取り組むものでもないでしょう。だからこそ「もっとさりげなく」という浜逸夫社長の言葉が印象に残りました。(編集委員 田中陽)

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