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王貞治(12)「運をつかむ」

打撃一変 初のタイトル 乗せ上手の指導、足かけ10年

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1962年7月1日、初めて一本足で打った大洋(現DeNA)とのダブルヘッダー第1試合。右前安打のあとの2打席目で右越えに本塁打を放った。4打席目は左前打で5打数3安打。もうそれまでの自分ではなかった。何より打球の勢いが違った。

帰りの車中、荒川博コーチに「今日、おまえは運をつかんだんだ。それを離すなよ」といわれた。

人間の心理は面白いもので、あまりに新奇なものは目で見てはいても、脳が受け入れないら...

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