2018年9月20日(木)

メルカリに続くスタートアップが出てくるか
奥平和行・編集委員に聞く

日経プラス10「フカヨミ」
2018/6/25 10:00
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 ニュースを詳しく解説する「フカヨミ」コーナー。19日に東証マザーズに上場したメルカリについて、日本経済新聞の奥平和行編集委員に聞きました。

小谷キャスター

小谷キャスター

奥平編集委員(6月19日出演)

奥平編集委員(6月19日出演)


▼ニュースの骨子
 フリーマーケットアプリのメルカリが19日、東証マザーズ市場に新規上場した。高い成長性に期待した個人投資家の資金が流入し、午前11時すぎに5000円の初値をつけた。公募・売り出し価格(公開価格は3000円)を2000円(67%)上回った。終値は公開価格を77%上回る5300円だった。

 奥平編集委員の解説要旨は以下の通りです。

■エプソンや東宝と同規模

 「東京証券取引所の上場セレモニーには報道陣が殺到し、関心の高さを物語っていました。メルカリが上場前に実施した公募・売り出しに対する投資家の応募倍率は国内外の機関投資家が約20倍、個人投資家が約50倍に達していました。この勢いのまま、上場初日を迎えたということでしょう。足元の業績は赤字にもかかわらず、時価総額は7000億円程度になりました。エプソンや東宝などと同規模です。上場企業の新陳代謝が進まないとされる日本では、設立からわずか5年余りの企業がここまで成長するのは珍しいケースといえます」

■ストックオプションがカギ

 「今後、メルカリのような企業が生まれるかが問題です。カギは「ストックオプション」にあると思います。株券で社員に報いるこの制度は多くの新興企業が導入し、メルカリも充実させています。シリコンバレーの企業などの事例をみると、株券を受け取った社員が『エンジェル』となり、新たなスタートアップに投資しています。今回、メルカリの社員が投資家となり、資金がうまく循環するモデルになれば、日本でもスタートアップが育つ環境が整うと期待しています」

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