2018年9月24日(月)

次官辞任で混迷深まる財務省
上杉素直コメンテーターに聞く

日経プラス10「フカヨミ」
2018/4/30 10:00
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 ニュースを詳しく解説する「フカヨミ」コーナー。今回は財務省の次官辞任の今後の影響などについて、日本経済新聞の上杉素直コメンテーターに聞きました。

小谷キャスター

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上杉素直コメンテーター(4月24日出演)

上杉素直コメンテーター(4月24日出演)


▼ニュースの骨子
 週刊誌にセクハラ疑惑を報じられた福田淳一財務次官が24日、辞任した。学校法人「森友学園」を巡る混乱で佐川宣寿氏が国税庁長官を辞任したのに続く事務方トップ不在は、財政再建の取り組みに影響を与えかねない。

 上杉コメンテーターの解説要旨は以下の通りです。

■国民の信頼回復には時間

 「佐川前国税庁長官が3月に辞任したのに続く、事務方トップの財務次官の辞任で、財務省は異常な事態に陥っている。連日のような野党議員の抗議やマスコミ各社の取材で省内は騒々しい雰囲気だ。職員からは『国民の信頼を取り戻すには時間がかかる』といった声が聞かれる」

 「佐川氏は改ざん当時の理財局長で、改ざんへの認識や指示の有無が焦点になる。捜査当局は偽造公文書作成などの容疑で立件するかどうか、慎重に見極める構えだと伝えられている。財務省は改ざんに関係した恐れのある職員を対象に内部調査を進めており、関与の度合いに応じて処分する方針。いずれにせよ、早急な真相解明が待たれる」

■世論をにらみ与野党駆け引き

 「財務省だけでなく、霞が関では防衛省の自衛隊日報の隠ぺいや、学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐる面会記録の問題など、信じられないような出来事ばかり起きている。野党は麻生太郎財務大臣の辞任などを求めており、実現しなければ国会審議に応じない姿勢だ。今国会は「働き方改革」関連法案など重要法案が控えている。与野党とも世論の動きを見極めながら駆け引きを演じている」

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