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香川真司「欧州に行き、サッカーがさらに面白くなった」

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2011/6/3 4:00
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「シーズン中に『優勝』という言葉を決して口にしなかったし、選手にも控えさせた。メディアは『優勝』と騒いでいるけれど、気にせず、目の前の試合に集中しなくてはいけないと言い続けた。だから選手たちに、おごりが生まれなかった」

■南米選手権の辞退は仕方がない

「試合前のミーティングでは、もちろん相手の分析について話をするけれど、それほど細かくはない。自分たちのサッカーをいかにするかにこだわっていて、ミーティングもそのためのものだった。相手に合わせるサッカーは一度もしなかった。攻撃に関して、こう動きなさいという指示はまったくせず、個人の判断に任せている」

――東日本大震災の影響で日本代表は南米選手権の出場を辞退した。香川選手のキリンカップへの招集も見送られた。

「南米選手権はふだん、できない経験を積める大会なので魅力を感じていた。しかし、東日本大震災で選手の招集が難しくなったのだから、辞退は仕方がない。ドルトムントからは南米選手権にもキリンカップにも出さないと言われた。確かに、故障あけなのでリスクが大きすぎる」

「日本に帰ってくる前にクロップ監督から、こう言われた。『1つだけ約束を守ってほしい。日本代表には行かないでくれ。体を休めることが大事だ』と」

■被災地の子どもたちのために何かしたい

――中学・高校時代を過ごした仙台が震災で大きな被害を受けた。シーズン閉幕後、宮城へ足を運んだ。

「仙台は5年半を過ごした土地なので、サッカーを通して被災地の子どもたちのために何かしたいと考えていた。石巻と亘理でサッカー教室を開いたり、僕が育った仙台のFCみやぎバルセロナでも子どもたちと触れ合ったりした」

「家が流されてしまった街を目の当たりにして、津波の大きさを実感した。津波で流されて、ぶつかった車が3台いっしょにペシャンコになって学校の廊下に残っていた。子どもたちが目にしたものを想像すると……」

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