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伊ラグビーに挑戦「初のシーズンは山あり谷あり」
グランドゥカト・四宮洋平

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2011/5/21 7:00
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今季、ラグビーのイタリア1部リーグ、グランドゥカト(本拠地パルマ)でプレーしている四宮洋平氏(32)が最初のシーズンを終えた。9勝8敗で5位。プレーオフに進出できる上位4チームには入れなかったが、手応えを感じたという。ニュージーランドなどの強豪国を渡り歩いてきた日本人ラガーマンに、イタリアラグビーはどう映ったのか。今季を振り返る。

■オープン戦でトライ決め驚かれる

昨年7月にイタリアに渡ったが、一言で今シーズンを表すと「山あり谷あり」。不慣れな環境にもすぐ適応できたが、すべてが順調にいったわけではなかった。

まず壁となったのが「日本人である」ということ。そもそも彼らには日本人を獲得するという感覚がなかったから、入団交渉の段階から苦労した。

監督やチームメートは入団を歓迎してくれたが、南アフリカやイングランドといったラグビー強豪国の選手に比べると期待されていなかっと思う。オープン戦2試合目でトライを決めた時に「いいプレーするじゃないか」と驚かれたくらいだ。

■「外国人枠」が立ちはだかる

海外での経験が多いので、まず自分の実力を分かってもらうことが必要だと考えていた。理解を得るには時間を要するもの。だから面食らうことなく、焦りはなかった。

チームに貢献するインパクトのあるプレー、印象に残るトライをしてアピールできれば、レギュラーに定着できるはずだと前向きにとらえていた。

シーズンに向けての調整はうまくいった。持ち味のスピードでは誰にも負けなかったし、早い段階で先発出場できるだろうと考えていた。

だが、実際にはシーズンに入ってすぐに先発とはいかなかった。「外国人枠」というもう一つの壁が立ちはだかっていたのだ。

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