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J1復帰1年目で首位快走…柏の強さは本物か
サッカージャーナリスト 大住良之

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2011/5/13 7:00
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Jリーグ1部(J1)で柏が元気いっぱいだ。3月5日の開幕戦はホームで清水に3-0で快勝、4月23日にアウェーで大宮に1-0、29日にホームで甲府を2-1と3連勝で首位に。5月3日はアウェーで山形に1-2で敗れたものの、7日にはホーム(国立競技場)で浦和を3-1で下して首位の座を取り戻した。一昨年16位でJ2に降格したが、昨年のJ2では23勝11分け2敗、勝ち点80という抜群の成績で優勝してJ1復帰を決めた。そして復帰1年目でこの勢い。その力は本物なのだろうか。

■99年にナビスコ杯優勝

柏の前身は日本サッカーリーグ時代にリーグ優勝1回(1972年)、天皇杯優勝2回(72年、75年)を誇る日立製作所。ホームスタジアムの未整備からJリーグには初年度からの加入はできず、3シーズン目の95年に柏レイソルとして加入した。

一時は柏市にある県立の柏の葉競技場も併用していたが、一貫して日立製作所が所有するスポーツセンター内の「日立柏サッカー場」(収容1万5900人)をホームスタジアムとして使用している。

98年から2001年途中まで西野朗監督(現G大阪監督)が率いて強豪の仲間入りをし、99年にはナビスコ杯優勝、2000年には年間通算最多勝ち点(58)を記録した。1ステージ制の現在ならリーグ優勝となるところだが、当時は2ステージ制で、第1ステージは4位、第2ステージは2位だったため、「チャンピオンシップ」に出場することはできなかった。

■09年、危機の中でネルシーニョ監督を迎える

06年にJ2降格を経験したが、この年から指揮を執った石崎信弘監督が徹底的に走るスタイルに変えて1年でJ1に復帰した。

ところが09年、新任の高橋真一郎監督の下で突然の不調に陥る。第7節まで勝利がなく、第10節から5連敗。7月12日の第17節(全34節のちょうど半分)を終えたところで3勝6分け8敗。勝ち点15で17位。ここでようやくクラブが決断し、高橋監督を解任、後任にブラジル人のネルシーニョ監督を迎えた。

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