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シャルケの内田、欧州CLでかじった「禁断の果実」
サッカージャーナリスト 原田公樹

(2/4ページ)
2011/5/7 7:00
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美しき敗者――。そんな表情をしていた。この8日前の4月26日、ホームでの第1戦でマンUに0-2で敗れ、ほぼ決勝進出の望みが絶たれた時点で、すでに淡々としていた。

■次の動き出しがもう少しできていたら…

5月4日の第2戦で、マンUはルーニーら主力数名をベンチにさえ入れずに温存。その「1.5軍」のチームに大敗したのだから、実力差を素直に受け入れるしかなかったのだろう。

「勝ちたかったです。点を取らなきゃいけないのでボールを前へ運ぼう、という話をしていました。前へボールを入れたとき、次の動き出しがもう少しできていたら、面白かったかな。マンUは中央をしっかり固めてきたし、カウンターもうまかった。いいチームです」

■W杯の苦い経験を力に

今季の日本人サッカー選手の最優秀選手を選ぶとしたら、迷うことなくこの「内田篤人」を挙げたい。昨年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会では、直前に先発落ちして出場機会がなかった。日本代表は16強入りしたものの、ウッチーの心中は複雑だったはずだ。

しかし、その苦い経験を変える力を持っていた。W杯後、シャルケへ移籍してレギュラーを獲得すると、リーグ戦は32戦中24戦に出場。CLは全12戦中11戦に先発して、初の4強入りに貢献した。

シャルケへ移籍した直後は、身体をぶつけてボールを競れず、プレー中に集中が切れ、ポジショニングを誤ることも少なくなかった。だが、この数カ月でみるみる成長し、例えばマンUとのハイレベルな2試合を通じ、連携ミスはあったものの、単独プレーでの大きなミスはほとんどなかった。

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