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名古屋も鹿島も完敗…Jリーグ再開、「ACL組」の誤算
サッカージャーナリスト 大住良之

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2011/4/29 7:00
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東日本大震災で中断されていたサッカーのJリーグが、23、24日に再開された。そのなかで興味深いことが起こった。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に出場している4チームが、1分け3敗と、ひとつも勝てなかったのだ。

■Jリーグ中断中もACLは続いていた

今季のACLには、昨年のJリーグ優勝の名古屋、同2位のG大阪、3位のC大阪、そして天皇杯優勝の鹿島が出場している。

3月11日の大震災により、Jリーグは約50日間にわたって中断されたが、ACLは震災直後の3月中旬に予定されていた鹿島と名古屋のホームゲームは約1カ月延期されて4月12、13の両日になったものの、原則として予定どおり開催された。

Jリーグが中断されている間、ACL参加チームはそれぞれ3試合を消化した。震災直後には精神的負担が大きかったためか、勝利という結果を残すことはできなかったが、4月になると各チームが攻守に鋭さを増し、4チームとも各グループで2位以内に入るのも可能な状況になってきた。

■「実戦感覚」を磨くには

G大阪とC大阪は4月5日と20日にACLの試合をこなし、鹿島と名古屋は6日から毎週1試合ずつACLを戦ってきた。韓国やオーストラリアなどの強豪相手の試合はどれも厳しく、日本の各チームも調子を上げているように見えた。

「実戦感覚」という言葉がある。サッカー選手というのは、トレーニングだけでコンディションを上げることはできない。試合を、それも勝つか負けるかが大きな違いを生む公式戦をこなすことで、プレーのスピード感や1対1の勝負カンを磨いていくものなのだ。

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