2019年6月16日(日)

未来面「世界を変えよう。 」

フォローする

 日本経済新聞社は、読者や企業の皆さんと一緒に日本の課題について考え、議論する「未来面」をスタートしました。今期のテーマは「世界を変えよう。」 革新的なアイデアをお寄せください。企業のトップが選んだ優れたアイデアは新聞紙面や日経電子版で紹介します。アイデアの投稿はこちらから。
過去の優れたアイデアはこちら

あなたが考える50年後の損害保険は何ですか
読者の提案 原典之・三井住友海上火災保険社長編

(1/3ページ)
2018/2/26 2:00
保存
共有
印刷
その他

原社長の提示した「あなたが考える50年後の損害保険は何ですか」という課題に対し、多数のご投稿をいただきました。紙面掲載分を含めて、当コーナーでその一部をご紹介します。

■あなただけのリスクに保険

 佐藤 慎太朗(会社員、34歳)

将来、損害保険は物ではなく人単位の契約になると考える。現在は自動車や住宅のように物に対して保険をかけているが、人を取り巻くリスクが複雑化していくほど、保険の対象物も広がっていく。その結果リスクに対して網羅的に保険を掛けることが難しくなることが予想される。未来の損害保険は「究極のオーダーメード保険」だ。その人の所有物や生活スタイルなど蓄積されたデータと、過去の事故やそれに伴う損害情報を突き合わせ、人ごとに必要となる保険が導き出される。保険金額はそれぞれの状況を踏まえたリスクの優先順位によってきめ細やかに設定される。保険内容について人手で修正することも可能だが、よほど特殊でない限りはそのままで十分最適な保険内容となるだろう。これはデータ分析の進展に加え、異なるものに対してリスクを分け合うという新しい損害保険の仕組みを作ることによって達成可能と考える。

■クラウド化した脳の記憶に保険

 曽田 昌弘(会社員、38歳)

私が考える50年後の損害保険は「記憶保険」だ。38歳の私は50年後には88歳になる。現在すでに衰えを感じているのが記憶力だ。例えば、人の顔などその他の情報は出て来るのに、名前が出て来ず「えっと、あの人」という風になる事がたまにある。80代ともなればもっとそうなっていると危惧する。一方で、50年後には技術が進歩していることだろう。PC等のデータが個々の端末上よりもクラウド上に保存されることが増えたが、人間の脳の記憶も外部化・クラウド化されるのではないか。その外部化された人間の記憶が盗まれたり壊されたりすることは、文字通り「記憶喪失」である。重大なリスクだ。重大なリスクとなれば損害保険が必要になるはずだ。

■移住先の新しい星に保険

 堀口 洸(海陽学園海陽中等教育学校1年、13歳)

僕が考える50年後の損害保険の対象は「星」だ。なぜなら50年後には人類が住めるたくさんの星が発見され、一般の人でもそのような星が買えるようになると考えるからだ。そして損害保険は「もし星が爆発などして消滅した時に保険会社が新しく星を買う費用を負担する」というシステムになると思う。現在は主に車に損害保険がかけられることが多いが、もしこのまま地球の環境汚染が進み、地球以外の星に移住するという事態になると学者たちが地球以外の人類が住める星を探すようになると思う。そして見つけた星を一般の人が買い、もしその星が、消滅などして住めなくなったときに、その星の持ち主が住めなくなって困らないように、新しい星を買うための費用を保険会社が負担するというような保険になると思う。

【以上が紙面掲載のアイデア】

  • 1
  • 2
  • 3
  • 次へ
保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ

電子版トップ連載トップ


日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報