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ダルビッシュ、打たれても"男を上げた"開幕戦

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2011/4/19 7:00
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紆余曲折(うよきょくせつ)の末、プロ野球の2011年シーズンが始まった。12日の開幕戦では東日本大震災で本拠地が被災した楽天の試合ぶりがクローズアップされたが、日本ハム・ダルビッシュ(24)の投球も注目の的だった。4年連続防御率1点台のスーパーエースが肉体改造の後、どんな投球をするか。結果はまさかの自己ワースト7失点に終わったものの、敗戦後のさわやかな受け答えでさらに「男を上げた」とも言われている。

■7失点は高校のとき以来

試合の立ち上がりはすばらしかった。前日、「体が大きくなって力もついた」と語っていた直球は最速154キロ。西武打線は一、二回は手も足も出ない状態だった。

しかし、三回に先頭・浅村に150キロの直球を右前に打たれて、リズムを狂わせると、死球も与えて3失点。味方に追いついてもらいながら、七回に栗山に適時打を許した後、中島に3ランを許した。

これまで1試合6失点は3度あったが、7失点は高校時代まで遡らないとない、という。そんな惨敗の後、記者たちの前にどんな表情で現れるか注目していたら、実に淡々と誠実に質問に答えてくれた。

■「悔いはない。最高の1球だった」

「直球もスライダーもよかったし、調子は良かった」。中島に本塁打された外角低めの148キロの直球に対しても「全然、悔いはない。投げた以上は打たれても打たれなくても、最高の1球だった」と相手の打撃が上と素直に認めた。

ただし、5年連続開幕投手になりながら、これで3連敗の結果には大いに責任を感じている。「毎年、開幕で投げさせてもらっていて、本当に情けないですね。チームの中でもこれだけ高い年俸(推定5億円)をもらっているのに……。それは本当に申し訳ない気持ち」という。

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