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思い出の重賞馬、ターフで輝く「第二の人生」

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2011/4/23 7:00
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コース入りする競走馬が落ち着いてレースに臨めるよう先導する誘導馬たち。そのゼッケンに目をやると、かつてターフを沸かせたなつかしい名前を目にすることがある。G1をいくつも勝って種牡馬になるほどの大活躍はなかったかもしれないが、ファンを魅了した「思い出の馬」との再会が、競馬場ならではの楽しみを膨らませる。

引退後、誘導馬や乗馬として活躍するアクティブバイオ(兵庫県宝塚市の阪神競馬場)

引退後、誘導馬や乗馬として活躍するアクティブバイオ(兵庫県宝塚市の阪神競馬場)

■阪急杯に"凱旋"

「あ、ブルーショットガンだ」。2月27日に阪神競馬場(兵庫県宝塚市)で行われた阪急杯で、出走馬も顔負けの視線を集めた同馬は、現役時に1度だけ勝った重賞が2006年の阪急杯。当時人気の松永幹夫騎手(現調教師)が引退するその日、11番人気で激走し、最後の重賞勝ちをプレゼントした。

09年に10歳で引退した後は、日本中央競馬会(JRA)に寄贈され、千葉県にある競馬学校で将来の騎手などを育てる仕事に就いていた。誘導馬として阪神競馬場に移ってきたのは昨年3月。強烈な印象を残した阪急杯での活躍が買われてのものだ。

重賞2勝、08年の有馬記念では2着に入ったアドマイヤモナークは特に人気が高いそうだ。活躍から比較的日が浅いせいもあってかファンから「よく声がかかります」と業務課の佐々木大輔さん(33)。

■体験乗馬でファンも乗せる

ただ「誘導馬」といっても「誘導」だけが仕事というわけではない。02年に日経賞を優勝したアクティブバイオは、今年の日経賞が行われた2日、午前に誘導馬を務め、午後は体験乗馬でファンを乗せた。大役であるG1での誘導も務めるベテランだけあり堂々と落ち着いている。

安全のため、元競走馬に乗るには身長が130センチ以上という制限が設けられている。それでもクリアした子供たちが列をつくっていた。なかには親子連れの姿も。体験乗馬は、競馬開催時だけでなく、場外馬券売り場として営業している日でも設定がある。東日本大震災の後、一時中止しているが、入り口でファンを迎えることもある。

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