2018年1月21日(日)

未来面「世界を変えよう。 」

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 日本経済新聞社は、読者や企業の皆さんと一緒に日本の課題について考え、議論する「未来面」をスタートしました。今期のテーマは「世界を変えよう。」 革新的なアイデアをお寄せください。企業のトップが選んだ優れたアイデアは新聞紙面や日経電子版で紹介します。アイデアの投稿はこちらから。
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あなたが考える理想の小売業の姿は何ですか
読者の提案 井阪隆一 セブン&アイ・ホールディングス社長編

未来面
(1/5ページ)
2017/12/25 2:00
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 井阪社長の提示した「あなたが考える理想の小売業の姿は何ですか」という課題に対し多数のご投稿をいただきました。紙面掲載分を含めて、当コーナーでその一部をご紹介します。

■人々の健康をサポートする存在に

 宗友 良諭(慶応義塾大学大学院経営管理研究科1年、36歳)

 小売業は通常、消費者のニーズに応える商売だといわれるが、今後はそれだけでは十分とはいえない。病気のように、人々が望まないことが起きないように対応するのもあるべき姿の一つだろう。例えば、一人ひとりの日ごろの健康状態を把握し、好みに合わせた食事の提供を通じて健康を支援する。このサービスを特に、共働き世帯で個食を強いられている子どもたちに提供できないだろうか。IoTを活用して、来店客の日々の健康や成長の状態をつかみ、体調や好みに応じて量や味付けを工夫した食事を提供する。安心できる食材を使い、栄養バランスにも配慮する。その姿はまるで管理栄養士であり、プライベートシェフのような役割だ。個人のデータは医療機関と連携すれば、きめ細かく健康をサポートできるようになる。その結果、小売業はより多くの人たちの生活を支える「社会インフラ」の役割を果たすだろう。

■隙間時間にアプリで買い物

 掛川 拓海(駒沢大学グローバル・メディア・スタディーズ学部3年、21歳)

 今日の日本で時間を気にしなくてよい日はあるだろうか? 会社では会議や締め切りの時間、家では夕飯の支度や子供の送り迎え。常に時間との戦いであり、小売店に買い物に行く時間は短い方が良い。そこで私はスマートフォンアプリと店舗の融合を考えた。通勤や休憩といった隙間時間にアプリを使い、店舗で扱っている商品やサービスを選んでカゴに入れる。それと連動し、店舗ではアプリ内でカゴに入れたのと同じものをそろえてレジで待つ。仕事帰りなどに来店したお客様はそのままレジで会計を済ますだけでいいというシステムだ。店舗に並べられている商品をアプリ内で比較、購入でき買い物時間を短縮することができる。カゴに入れた商品を認識し献立を提案する、といった応用もできるのではないか。毎日する買い物時間や料理の時間を10分でも30分でも短くできたら、あなたはその時間を何に使いますか?

■外国人訪日客にアプリを提供

 大林 裕貴(高千穂大学経営学部3年、20歳)

 海外から日本へやって来る観光客は、年を追うごとに増え続けている。東京五輪開催を控えるなか、小売店の「おもてなし強化」は喫緊の課題だろう。全国で同じ水準に画一化されたサービスを展開するコンビニチェーンでは、その対策が比較的簡単に進むのではないか。例えばスマートフォン(スマホ)のアプリを使って外国人訪日客へのサービスを強化する。商品にスマホのカメラを向ければ、旅行客の使う言語で商品情報を説明するほか、ハラール認証やアレルギー物質の確認にも使えるようにする。店舗内に無料のWi―Fiを設置すれば、アプリの利用率は高まりそうだ。ただし、コンビニ各社で個別のアプリが必要になってしまうと、逐一インストールしなければならなくなる。可能なら小売り各社が協力し、統一化したアプリの提供を期待したい。言語の壁を感じず、スムーズに、そして快適に買い物できるようにスマホを積極的に活用してほしい。

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