2019年9月16日(月)

未来面「世界を変えよう。 」

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 日本経済新聞社は、読者や企業の皆さんと一緒に日本の課題について考え、議論する「未来面」をスタートしました。今期のテーマは「世界を変えよう。」 革新的なアイデアをお寄せください。企業のトップが選んだ優れたアイデアは新聞紙面や日経電子版で紹介します。アイデアの投稿はこちらから。
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製薬会社は世界を変えるため何ができますか
読者の提案 真鍋淳・第一三共社長編

(4/4ページ)
2017/10/25 2:00
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■蚊を寄せ付けない薬

 大嶋 かほる(海陽学園海陽中等教育学校2年、14歳)

最近、「ヒアリ」のニュースをよく耳にする。一見普通のアリに見えても毒があるように、毒がなさそうな生物にも毒がある可能性がある。そのような生物から身を守るために、製薬会社が動くべきであると僕は思う。例えば夏によく発生する蚊は人の体を刺して不快な思いをさせる。市販の虫よけスプレーを使っても防ぎきれない。しかも蚊は、マラリアやデング熱といったウイルスなどを持っていて、人を刺すことによって病気もどんどん広がっていく。人に完全に蚊がよらなくなる薬を開発することによって、間違いなくたくさんの人の命が救われるはずだ。蚊以外の害のある生き物にも対応できれば大勢の命が救われるのではないか。

■薬の成分が入った食材

 幡鎌 太郎(海陽学園海陽中等教育学校2年、14歳)

現在、日本では製薬会社の活躍により様々な病気を薬で治す事ができている。市販されている薬もあって便利になっている。しかし、世の中には薬を飲みたくないという人もいる。水に溶かして飲める薬も開発されているが、それでも面倒くさくて嫌だという人がいる。僕はそんな人の為に、毎日の食事に入れる薬を提案したい。食材を改良するか料理にこっそり薬を入れる必要があるが、後者では自分で作る人には無理で、薬の成分が調理するにつれ薄くなるかもしれない。よって僕は、薬の成分がたくさん詰まった野菜や肉などの食材を作ればいいと思う。そうすれば、自分で作る人も気づかず、しっかりと病気を治す事が可能になると思う。

■がんを予防する薬

 公文 健人(東京農工大学大学院2年、23歳)

治療の歴史は「不治」から「完治」そして「予防」へと流れをたどる。不治の病の代名詞であったがんは、今や完治できる時代に差し掛かっている。製薬会社が世界を変えるには、がんを予防できる時代にする必要がある。例えば話題のCAR-T/TCR療法の技術をがん予防に利用できないだろうか。様々ながん抗原が同定されてきているが、これらに対する攻撃性を高めたT細胞を健常者に投与し、がん発症の瞬間から増殖を防ぐのである。実現のためには技術はもちろん、健全者を対象に一生を費やす臨床試験という大きな壁がある。膨大な費用と時間を要する取り組みだが、世界を変えるためにはチャレンジする価値があるのではないだろうか。

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