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世界の住環境を変えるために何が必要ですか
読者の提案 瀬戸欣哉・LIXILグループ社長編

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2017/9/25 2:00
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 瀬戸欣哉社長の提示した「世界の住環境を変えるために何が必要ですか」という課題に対し多数のご投稿をいただきました。紙面掲載分を含めて、当コーナーでその一部をご紹介します。

■下水道使わない水洗トイレ

尾宮 啓太(海陽学園海陽中等教育学校1年、13歳)

 世界では日本の住環境は素晴らしいと考えられている。特に日本のトイレは非常に清潔で、海外の旅行客からも評判がよいと聞く。しかし、それは日本の下水道設備が整っているからであり、発展途上国が簡単にまねできるものではない。そこで、下水道がなくても完結する水洗トイレを日本で作り、海外に輸出するというアイデアを提案したい。水洗トイレの中に、水を再利用できる超小型の下水処理装置を搭載するのだ。世界中のどのような水にも対応できるようにすれば、水不足に困る国でも設置することができるだろう。災害時などで使われる「ボットントイレ」は大型タンクが必要で、回収業者に来てもらわなければならない。水を再利用できるトイレがあれば、世界中の住環境が豊かになるのではないか。

■トイレを広げて住空間に

倉島 研(教職員、41歳)

 私たちは普段、トイレに入ると落ち着くという体験をすることがある。例えば高校生が学校のトイレでたむろするのにも理由があろう。大人でもトイレの個室で新聞を読んだり長居をしたりすることはないだろうか。それはトイレ空間がプライバシーを保つ機能を持ち、私たちを日常の雑多なことから解放する心理的機能を備えていることによるのではないか。言い換えれば「非日常空間」、極論すれば「瞑想(めいそう)空間」である。このような空間のメリットを、防音性を高め、空間を広げることで高めることができたら面白い。住居の中にトイレという一つの住空間を作り、諸行為の場所以上の価値を与えるのである。住宅の間取りでは「3LDK」といった表記はなじみがあるが、T=トイレをLDKと並列する価値あるものとして「3LDKT」と表記するような住居が欲しいのである。

■組み替え自在、ブロックの家

日沖 健(慶応義塾大学大学院修士2年、35)

 幼い頃、ブロック玩具でよく家を作って遊んだ。家を構成する外壁や屋根、窓、ドア、植え込み等が何種類も用意され、自由に組み合わせて好きな家を作ったものだ。加えて、一度完成しても、好きなように組み替えることができ、豪邸にも、こぢんまりとしたかわいい家にもすることができた。これが実現できないだろうか。もし実現すれば、収入や住む場所、家族構成や必要な設備(介護等)に応じて適切な家に住むことができるし、場合によっては住み慣れた住まいをそのまま別の土地に移動させることも可能となる。不要となった部材は可能な限り融通し合うことで、その部分の生産に必要な資源やエネルギーが節約でき、地球環境への負荷の軽減にもつながるだろう。組み上がった後の強度が現時点では最も大きい課題だと思われるが、新素材や新工法の開発により解決できるのではないかと考える。

【以上が紙面掲載のアイデア】

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