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安藤美姫「もっと伝えたい。SP変更は前向きな挑戦」

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2011/1/12 7:00
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 パーフェクトなフリーで逆転優勝――。安藤美姫(23、トヨタ自動車)は全日本フィギュアで6年ぶり3度目の頂点に立って2010年を締めくくりました。今季はシーズン途中でショートプログラム(SP)を変更、フリーでは後半部分に5本のジャンプを跳ぶなど、どんどん挑戦しています。並みの選手なら、ちょっとてこずりそうなことを事もなげにやってしまうのが、今の安藤選手です。

■納得のSP変更、不安はなかった

 GPファイナルからSPの曲を映画「ミッション」のサウンドトラック(世界的なチェロ奏者、ヨーヨー・マさんの演奏)に変えましたが、これはプラスの意図があってのプログラム変更なので、不安はありませんでした。

 最初のSPはステップが難しくて、一緒に練習している男子選手も『あれはスゴイ』って立ち止まって見てくれたほど。でも、体力的にきつくて、迫力がなくなってしまうことがありました。

 ジャッジの方も、これまでの女子の演技にはない新しさを評価して下さる人がいた一方で、「評価が難しい」という意見もありました。

 自分にとって新しいものに挑戦しつつ、もっと伝わるものを何かした方が点が伸びるだろうと思ったので、納得しての変更です。最初のSPも気に入っていましたが、ジャッジに評価されなくては試合で通用しません。

■2シーズン前のフリーもいい方向に

 3シーズン前のSP「サムソンとデリラ」は、その前年の「シェヘラザード」と曲調が似ていて、滑りやすいけれども気持ちがなかなか乗りきれませんでした。だから、シーズンの終わりに「シェヘラザード」に戻しました。これは過去に戻るので、いい変更とはいえません。

 2シーズン前には、フリーを「ジゼル」から、サン・サーンス作曲の交響曲第3番にしましたが、これは前向きな変更でした。

 ジゼルは中野友加里さんと同じで、どうしても比較されてしまいます。評価は悪くなかったけれど、自分にはジゼルより似合うものがあるって思えたので、この変更はいい方向に行きました。

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