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高橋大輔「僕のジャンプはタイミング。そのコツは…」

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2010/12/22 7:00
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冒頭で述べましたが、僕はタイミングで跳ぶタイプなので、助走で勢いをつければいいってものではありません。むしろつけすぎる方がダメですが、ある程度ついていないとジャンプに迫力が出ません。

■「ヤバイ」と思ったら

跳ぶ前に力みが入ったり、タイミングがずれると、体が持っていかれてしまったり、詰まったりしてしまいます。

「ヤバイ」と思ったら、危機管理能力の登場です。根性で体を締め切って、なんとか回転不足で収めるか? パンク(フィギュア用語で3回転ジャンプを跳ぶはずが回転が抜けて2回転になったりすること)するか? 転ぶか? すべてはタイミングの度合いで決めます。

今季はショートプログラム(SP)から4回転ジャンプを入れる選手も見かけます。僕は、まだ4回転の確率が戻ってきていなくて、そこまでのリスクを冒せないので、その分、振りや表現に力を入れています。

振り付けを少し減らせば可能ですけれど、音と振りが合っているので、今季は4回転を入れなくてもいいかな、と思っています。SPは失敗が許されないからリスクが高いですし、フリーでの4回転に集中したいと思います。

■連続ジャンプは3つすべて後半に

フリーでは、3つ入れられる連続ジャンプを後半に入れています。苦でないなら、ジャンプの基礎点が1.1倍になる後半で跳んで、効率よく得点を稼ごうという考えです。

ルール改正で今季からスピンが難しくなったので、長めに時間をとってあります。あまり得意ではないので、ポジションをキープするのに時間がかかります。しかも僕のステップは長いですし、つなぎの振り付けも詰まっています。ジャンプをピタリと決めないと、曲と振りが合わなくなってしまいます。

後半の連続ジャンプは今季、3試合連続してトリプルアクセルでミスが出ましたし、3回転フリップ-3回転トーループの連続ジャンプは昨季からうまくはまりません。ジャンプの構成が良くないのかもしれません。要検討事項ですね。

すべては全日本選手権(長野、24~26日)が終わってからのこと。一度、心を真っ白にリセットして、5度目の優勝を狙います。

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