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「パリダカで今度こそ優勝を」…69歳ドライバーの挑戦

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2010/12/10 7:00
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果てしない砂漠を四輪、オートバイ、トラックが疾走する姿が印象深いダカールラリー(通称パリダカ)。2011年1月1日にスタートする大会に、69歳のドライバーがまた挑戦する。トラック部門に出場する菅原義正。前回、10年の大会は残念ながら失格したが、「今度はクラス別優勝を狙う。総合でも上位へ」とその意欲は全く衰えていない。

前回はポイント不通過で失格

前回は悔しさばかりが残った。チリのアタカマ砂漠で車にトラブルが発生。エンジンの出力が上がらず急な上り坂の砂漠を走ることができなくなり、迂回(うかい)を強いられた。

このため通過を義務付けられたポイントを通れず失格となってしまった。

菅原は「必要最小限のポイントは通過した」と思っていた。「ペナルティーは受けても、失格にはならないはず」と猛抗議したが、「今回のラリーで一番難しいコース。ここは走らなければダメ」とされ、判定は覆らなかった。

パリダカに69歳で出場する菅原義正

パリダカに69歳で出場する菅原義正

あと20年やらせてほしい

最多連続出場27回という実績を主催者側が認め、その後は"報道"のゼッケンを付けて最後まで走りきった。ただ、ギネスブックにも記載されている連続完走記録は20でストップ。この悔しさが闘志に火を付けた。

帰国すると、日野自動車での報告会で近藤詔治会長らを前に「21年連続完走はできなかった。あと20年やらせてほしい。記録を塗り替えたい」と訴えた。

「『車は出すけど、体の方が心配』と言われた。でも、それぐらいの気持ちでやらないと」と元気いっぱいだ。

パリダカ出場のきっかけは雑誌の記事だった。第3回大会について伝える小さなものだったが、衝撃は大きかった。「アフリカの砂漠を走るなんて、そんな壮大な競技は思いもしなかった」

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