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U19代表敗退の責任も、つまびらかに
編集委員 武智幸徳

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2010/10/31 7:00
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育成年代の強化について、元日本代表監督のイビチャ・オシム氏は「“今"のサッカーではなく“5年後"や“10年後"にどんなサッカーが行われているかを見据えた上で、それに適合する選手を見つけ育てていくことが大事だ」と話す。

将来を見据えた選手育成を

今回のチームがそんな未来志向のチームなら救いはあるが、とてもそうは見えなかった。あれが5年後、10年後の日本なのだとしたら先行きは暗い。まあ、最近のフル代表を見るとU20、U17の世界大会には出られなかったノンキャリア組(中沢佑二=横浜M、岡崎慎司=清水、長谷部誠=ウォルフスブルク、中村憲剛=川崎F)の活躍が目立つので、埋もれた逸材の巻き返しがあると信じているが…。

本当にショックだったのは実は負けた後、だったかもしれない。日本サッカー協会がこの敗報をどれだけ真摯(しんし)に受け止めたのか、あまり伝わってこないのである。

“負け組"が捲土重来期すも…

前回のU19アジア選手権(2008年・サウジアラビア)でも国内(フル代表、ナビスコカップ)の日程を優先して、香川真司(現ドルトムント)と金崎夢生(現名古屋)という看板選手を辞退させる残念な決定を下した。そして、そのとき韓国に敗れ、日本のU20W杯連続出場を7回で途切れさせた牧内辰也監督を今回コーチとして入閣させた。上司に当たる監督の布啓一郎氏は高校サッカーで市立船橋を強豪に育てた名将だが、代表監督としては日本で開催した2004年U17アジア選手権で中国、北朝鮮の後じんを拝し1次リーグで敗退するという失態を演じている。つまり今回は“負け組"の2人にタッグを組ませ捲土(けんど)重来を期させたわけだが、またもアジアの壁を乗り越えられなかったのである。

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