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サッカー日本代表、責任感をもう一度思い起こせ
サッカージャーナリスト 大住良之

(4/6ページ)
2010/9/11 7:00
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素晴らしい態度

まだ新監督も正式に着任していない「再スタート戦」でその態度が示されたのは、本当に素晴らしいことだった。ワールドカップに出場した選手たちだけでなく、ついにベンチから出ることのなかった内田や森本、チームに帯同しながら登録外だった香川、そして予備登録に入らなかった栗原、代表初選出の細貝も、見事にその態度を貫いた。

パラグアイ戦をスタンドで見守った日本代表のザッケローニ新監督

パラグアイ戦をスタンドで見守った日本代表のザッケローニ新監督

だが、グアテマラ戦でその態度を保っていた選手が何人いただろうか。

アピール合戦に

グアテマラ戦の当日、あるスポーツ紙を読んでいて驚いた。

「次(10月)に呼ばれるよう(ザッケローニ監督に)アピールしろ」と、原監督代行が選手たちに話したというのだ。

どうやら、選手たちはこの言葉に反応してしまったようだ。グアテマラ戦、2点をリードした後に見られたのは、まさに「アピール合戦」だった。チームの勝利のためではなく、アピールのためのプレーになってしまったのだ。「日本代表」の責任感など忘れ、自分自身のためにプレーする――。

試合が締まりのないものになったのは当然だった。なんと愚かで、そして哀れなことだろうか。

チームを勝利に導く力とは?

サッカー選手として生き残っていくには、監督に認められなければならない。では監督たちは選手のどんな資質を見ようとしているのか。

それはチームを勝利に導く力をもっているかという一点に違いない。

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