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サッカー日本代表、責任感をもう一度思い起こせ
サッカージャーナリスト 大住良之

(3/6ページ)
2010/9/11 7:00
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アンバランスな試合に

しかしその直後の22分、中盤で本田のパスを受けた橋本が相手MFカスティージョにボールを奪われ、そのまま前線に送られたボールからFWマリオ・ロドリゲスに決められてしまった。このころから、日本のプレーはちぐはぐになっていく。

パラグアイ戦でフリーキックを放つ本田

パラグアイ戦でフリーキックを放つ本田

日本は前半14本、後半9本の計23本シュートを放ち、ボール支配率も63.8%にのぼった。しかし、相手にも11本(前半5本、後半6本)のシュートを許し、アンバランスさを感じさせた。攻め込んだときに選手が中央に固まりすぎ、奪われてサイドに回されると完全にフリーで、一気にピンチになるという形が何度も繰り返された。

「責任感」の有無

後半、日本はチャンスをつくっても個々の選手が無理をしてしまうケースが多く、逆にグアテマラは自信を深め、いつ同点になってもおかしくない状況だった。

慣れないメンバーでの初めての試合。うまくいかないことがあっても当然だ。しかしパラグアイ戦とグアテマラ戦では、これが同じユニホームを着たチームかと思うほどの差があった。ひと言で言えば「責任感」の有無である。

「チームの勝利」を第一に

パラグアイ戦を戦った日本代表には、しっかりとした責任感があった。相手がワールドカップで辛酸をなめさせられたパラグアイだということもあったかもしれない。しかし、この試合の日本代表は、(松井は相変わらずマイペースのプレーをしていたが)ほぼ全員が「チームの勝利」を第一にプレーしていた。それはまさに、ワールドカップの4試合を通じて岡田武史監督率いる日本代表が示し続けた責任感あふれる態度だった。

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