「北高南低」の食塩購入量 東北・北陸が突出

2010/4/15付
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日常生活に欠かせない塩。単身を除いた2人以上の世帯が年間に購入する食塩の量には大きな地域差がある。総務省の家計調査(2008年)によると、購入量が最も多いのは青森県(4571グラム)で、全国平均(2692グラム)より7割多い。上位には山形、秋田、岩手のほか、新潟や福井といった"北国"の各県が並ぶ。

雪に閉ざされる冬場の保存食として漬物などを多く作る習慣が古くからあり「必然的に食塩の消費量が多くなる」(財団法人塩事業センター)ようだ。

一方、関東以西の太平洋側や西日本はおおむね購入量が少なく「北高南低」の傾向も見て取れるが、実は平均値を上回るのは47都道府県のうち10県だけ。むしろ東北・北陸などの突出ぶりが目立つのだという。

厚生労働省の国民健康・栄養調査(08年)によると、日本人の食塩摂取量は1人あたり1日10.9グラムと10年前の12.7グラムから減少している。家計調査でも多くの都道府県は00年より購入量が減ったが、青森や岩手など一部の県は逆に増えた。食生活や家族構成の違いはあるが、一段と格差が広がる可能性もある。

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