準決勝ドイツ?スペイン 分析力と忍耐、両監督の激突
サッカージャーナリスト 大住良之

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2010/7/6付
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「EURO(ヨーロッパ選手権)のリベンジなんかではない。あのときには、スペインは間違いなくベストチームだったからだ。でも今回は、我々もずっといいチームになっている。勝つチャンスはあると思う」

2年前とは違うドイツ

5日、ドイツのヨアヒム・レーウ監督(50)は自信の表情を浮かべた。

7日(日本時間8日午前3時30分キックオフ)にダーバンで準決勝を戦うドイツとスペイン。その組み合わせは2年前の2008年、オーストリアのウィーンで行われたEUROの決勝戦と同じ。そのときには、スペインがFWフェルナンドトレスの得点で1-0の勝利をつかみ、44年ぶり2回目の優勝を飾った。

だが今大会は、1次リーグの初戦でスイスに敗れるなどいまひとつ本調子になれないスペインに対し、ドイツはこれまでの5試合のうち3試合で4得点を記録。特に決勝トーナメント1回戦ではイングランドを4-1、準々決勝ではアルゼンチンを4-0で下すという破壊的な攻撃力を見せ、レーウ監督が話す通り「2年前とは違う」ことを示している。

現役時代はストライカー

レーウ監督は、現役時代、フライブルクのストライカーとして名をはせ、ドイツU-21代表の経歴もある。35歳で引退後コーチとなり、シュツットガルトを皮切りに、トルコ、オーストリアなどのクラブで監督を務めてきた。そして04年、ドイツ代表の指揮官に就任したユルゲン・クリンスマン監督に請われ、アシスタントコーチとしてドイツ代表に加わった。06年に地元で行われたワールドカップでドイツ代表が3位となるのに主に戦術面で貢献、大会後、クリンスマンの辞任を受けて代表監督に昇格した。

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