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女子バスケの名門JALラビッツ、ラストシーズンの旅へ
編集委員 北川和徳

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2010/6/30 7:00
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日本航空の経営再建に伴い廃部が決まったバスケットボール女子の名門、JALラビッツが最後のシーズンを迎えている。リストラで選手は16人から12人に減り、使い慣れた体育館もまもなく閉鎖されるが、10月に開幕するWリーグで有終の美を目指すチームの士気は高い。一方、バスケットボール関係者は東京や福岡などを拠点とするクラブチームとして存続の道を探っている。

6人抜けたが、2人の新人入部

昨季のメンバーから引退した1人を含めて6人が抜けた。だが、ルーキーが2人加わった。玉井里英(23、大阪人間科学大卒)と星希望(22、拓大卒)はともに大学バスケットで活躍。入社直前に今季限りの廃部を知ったが、迷わず入部を選んだ。「ラビッツのプレースタイルが好きだから」(玉井)「ラビッツでやるのが夢だった」(星)。ともに「1年でもいいからチームに貢献したい」と口をそろえる。

練習拠点として使ってきた東京都大田区の体育館や選手寮も7月上旬に閉鎖され、選手たちは成田空港近くの施設に引っ越すことになった。それも今季限りの仮住まい。厳しい状況でも、選手は前向きでチームに悲そう感はない。岩村裕美主将は「ラストシーズンを頑張ろうと一人ひとりが強く意識しているので、雰囲気は良いです」と明るく話す。

各地でバスケ教室

現在、選手たちは練習のかたわら、週末は小中学生や高校生を指導するバスケット教室で各地を訪れている。7月24日の北海道帯広市まで全国25カ所を巡回中。トップ選手と身近に接することができるとあって、4月からの4カ月で約7000人の参加がある。社会貢献活動の一環として2006年から始めた。各地に路線を持つ航空会社ならではの取り組みだが、こうした教室を全国で展開する企業チームは、他のスポーツを含めても珍しい。

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