バスケは第3の人気プロスポーツに育つか
編集委員 北川和徳

(1/3ページ)
2010/5/28 7:00
共有
印刷
その他

分裂していたバスケットボール男子の日本リーグ(JBL、8チーム)とbjリーグ(13チーム)が2013年をメドに統合し、新たなプロリーグを創設するという。国内の競技者登録約62万人の球技でトップチームが結集したプロリーグが誕生すれば、野球、サッカーに続く日本で第3の人気プロスポーツに育つ可能性もある。だが、実現へのハードルは高い。企業依存から地域密着へと転換を図る日本のスポーツ界の「生みの苦しみ」を象徴している。

「この雰囲気の舞台に立たせたい」

23日、東京・有明コロシアムで開催された今季のbjリーグファイナルを制して新王者となった浜松・東三河フェニックスの中村和雄ヘッドコーチ(HC)は笑顔で3年前の思い出を披露した。「テレビ中継の解説でbjファイナルの会場を訪れ、その時からこの雰囲気の舞台に選手たちを立たせてやりたいと思っていたんだ」

浜松は3シーズン前までオーエスジーフェニックスとして企業チーム主体のJBLに所属。だが、地域密着型のプロチームを目指して08-09シーズンからbjリーグに参加した。

にぎやかなbjの試合会場

JBLに比べてbjリーグの試合会場はにぎやかだ。特に上位チームが駒を進めて優勝を争う「ファイナル」は例年、観客席1万人の有明コロシアムで開催し、満員とはいかないまでも8割程度は埋まる。場内は米プロバスケットのNBAを目指して光と音の演出で盛り上げる。女子の強豪・共同石油や日本代表も率いたことがある国内屈指のバスケットボール指導者である中村HCの目にも、プロリーグの雰囲気はあこがれの舞台と映ったようだ。

  • 1
  • 2
  • 3
  • 次へ
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]