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"綾子チルドレン"、女子ゴルフ界で羽ばたく
ゴルフライター 月橋文美

(2/2ページ)
2010/4/20 7:00
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マンツーマンで指導

「たしかに私が大変なんだけど、やっぱり一緒には見れないんだよ。選手同士も他が気になって自分に集中しなくなるし、私のほうもイメージが沸きづらくなるというか、教えにくい」と岡本。

マンツーマンになることで、技術面だけでなく、メンタル面のカウンセリングを行ない、体力面とのバランスを推し量りながら、各自に違う課題を与えていく。だからこそお互いの信頼関係も深まっていくのだろう。

4選手を簡単に紹介しておこう。

昨年から門下入りした森田は身長164センチ、体重60キロ、08年プロテスト合格の飛ばし屋。足立香澄を師匠と仰いで育ち、京都学園高時代からアマチュアとして注目を集め、国際舞台でも活躍してきた。柔らかい体を生かした、大きなスイングアークでビッグボールを放つ。ツアー本格参戦1年目でシードを獲得し、今季は開幕戦、第2戦で続けて初日首位に立つなど、ツアー初Vが期待される20歳だ。

台風の目になるか

岡本が本格的に弟子をとってティーチングをするきっかけとなった服部は身長166センチ、体重57キロのアスリート系ゴルファー。坂田塾東海校でゴルフを覚え、プロ入りと同時に契約メーカーを通じて岡本と出会った。ただ1人、岡本のマネジメント事務所に籍を置き、体力面のスタミナはピカイチ。元来スロースターターで、今季も序盤つまずいているが、第6戦でシーズン初のベスト10入りを果たし、エンジンがかかった。

熊本出身の青山は、宮里藍、横峯さくららと同世代で、小学6年生時にプロトーナメントに出場して話題をまいたゴルファー。身長154センチ、体重50キロと小柄だが、負けん気の強さは人一倍で、アプローチとパッティングの技術には定評がある。昨年から飛距離アップのため「マン振り指令」を出され、トーナメントでもドライバーは常にフルスイング。岡本の指示で筋力アップトレーニングにも励み、自身の最長不倒距離を伸ばしている。

最後は表。他の3人とは違い、不動裕理と同期・プロ15年目のベテランで、一門のお姉さん的存在だ。05年に2勝を飾った後、一時は不振に陥ったが、復活。今季開幕時には岡本から「今年の表はいいよ。久しぶりにいいスウィングをしている」と太鼓判を押されている。キャディーはご主人・広樹さんで、その仲良しぶりも後輩たちにうらやましがられている。

世界を極めた岡本の、世界でたった4人だけの門下生。おにぎりパワーと綾子スピリットで、今季の台風の目となるか。

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