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「無償更新」終了間近 ウィンドウズ10をおさらい

「ウィンドウズ10」の画面。タッチパネルでの操作に対応している

米マイクロソフト(MS)の最新基本ソフト(OS)「ウィンドウズ10」の無償更新の期限が29日に迫った。無償更新は、それ以前のOSであるウィンドウズ「7」や「8.1」を使っているユーザーが対象だ。「意図せずに更新された」といった苦情に基づき、22日に消費者庁が注意喚起するといったドタバタもあり、まだ決めかねている人もいるのでは?そんな人のために簡単に「10」をおさらいしてみよう。

「最新OS」息長く活躍?

コンピューターに詳しいフリーライターの竹内亮介氏は次のように解説する。

まず、大前提としてウィンドウズ10へのアップグレードは多くのユーザーにとってメリットの大きい作業であることをお伝えしておきたい。無料で最新の基本ソフト(OS)にアップグレードできることはもちろん、サポートに関する不安がなくなることが大きい。
2014年にウィンドウズXPのサポートが終了し、企業ユーザーを中心に大きな話題になったことは記憶に新しい。サポートが終了したOSをそのまま使い続けると、セキュリティーのリスクから身を守ることが難しくなる。現時点で現役のウィンドウズ7や同8.1も、あと数年でサポートが終了する。
ウィンドウズ10は、マイクロソフトによると「最後のメジャーアップグレード」になるという。つまり、サポートの終了期限がなくなり、恒久的にセキュリティー対策などのサービスが受けられる。ウィンドウズ10にアップグレードしておけば、これまでのOSのように「サポート終了にともなう強制的な乗り換え」をしなくてよく、パソコンを使い続けられるわけだ。
期限は7月29日 Windows 10に無償更新するべきか(7月9日)
「ウィンドウズXP」のサポートは2014年に終了した。当時、パソコンを買い替えるかどうか決断を迫られた人も多かった

更新の利点 安全性が向上?

セキュリティー対策ソフトも標準機能として盛り込み、サイバー攻撃に対して脆弱な状態のパソコンを減らそうとしている。
「戻せるから試して」 米MS、「10」更新を改良(6月30日)
ネットの利用では「マイクロソフト・エッジ」と名付けた新しいブラウザー機能が組み込まれました。ウェブ画面に手書きで書き込みをし、いちいちメールソフトを開かなくてもすぐ相手に送れます。また「コルタナ」と呼ばれるパーソナルアシスタント機能が搭載されたことで、パソコンを音声で操作できるようになりました。
ウィンドウズ「強制アップグレード」の狙い(6月26日)

心配な点も…MSは「戻せるから試して」

OSを変える時に気になるのが、今使っているソフトや周辺機器をそのまま使い続けられるかどうかだ。

日本MSのウィンドウズ&デバイス本部本部長を務める三上智子業務執行役員は「一度ウィンドウズ10に更新しても1カ月以内であれば元のOSに戻せる。利用者が多いソフトについてはほぼ互換性を確認できた。ぜひ一度更新して試してほしい」と話す。
「戻せるから試して」 米MS、「10」更新を改良(6月30日)

「7」や「8.1」で快適に動作する性能のパソコンなら、「10」もほぼ同じように使えるようだ。

「ウィンドウズ10」について語るマイクロソフトのナデラCEO(2015年1月、米ワシントン州)

注意点は…バックアップで万一に備え

新たにOSをダウンロードするわけですので、ハードディスクの空き容量を十分にとっておく必要があります。万が一の場合に備え、必要なデータをバックアップしておくことも大切です。
誤ってアップグレードが始まってしまったからといって、途中で電源を切ったりするのは言語道断です。システムが破壊され、アップグレードだけでなく、もとに戻せなくなる場合もあるからです。
ウィンドウズ「強制アップグレード」の狙い(6月26日)

無償更新期間が終わると、家庭版なら1万7600円(税別)払って購入しなければならなくなる。

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