三井不の2023年3月期、純利益7.4%増 予想平均上回る
三井不動産が13日発表した2022年3月期の連結決算で、純利益は前期比36.6%増の1769億8600万円となった。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサス(1743億9800万円)を上回った。2023年3月期の純利益は前期比7.4%増の1900億円を見込む。QUICKコンセンサスの1891億8100万円を上回る。
三井不は総合不動産デベロッパー最大手で、オフィスなどの賃貸事業、マンションを中心とした分譲事業が主力。賃貸においては、新型コロナウイルス感染症の影響が継続する中、既存オフィスの賃貸収益等の増加や前期に竣工した「文京ガーデン ゲートタワー」等の通期稼働効果に加え、商業施設の前期比での売上回復等により、セグメント全体では、450億円の増収、92億円の増益となった。国内住宅分譲は、前期比での計上戸数の減少等により減収減益となった。
2022年3月期の売上高は前期比4.6%増の2兆1008億7000万円、営業利益は同20.2%増の2449億7800万円、経常利益は同33.2%増の2249億4000万円だった。
2023年3月期の売上高は前期比4.7%増の2兆2000億円(QUICKコンセンサスは2兆2209億1400万円)、営業利益は同22.5%増の3000億円(同2837億6300万円)、経常利益は同15.6%増の2600億円(同2585億5300万円)となる見通し。
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