コニカミノル、通期の最終損益予想を下方修正 15億円の黒字から275億円の赤字に
コニカミノルタは27日、2022年3月期の最終損益が275億円の赤字(前期は152億1100万円の赤字)になる見通しだと発表した。従来予想の15億円の黒字から下方修正した。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサスの24億4000万円の赤字を1027%下回った。営業損益が230億円の赤字(前期は162億6600万円の赤字、従来予想は120億円の黒字)に引き下げた。一方、売上高にあたる売上収益は前期比5.4%増の9100億円(従来予想は前期比4.2%増の9000億円)に引き上げた。QUICKコンセンサスは営業利益が47億7700万円、経常利益は8億5800万円、売上高にあたる売上収益は9106億8300万円だった。
コニカミノルは複写機などの情報機器をグローバルに展開。業績修正の理由について、同社の説明は以下の通り。
中期経営計画「DX2022」の最終年度である2023年3月期に向けて、今後の成長に向けた潜在的なリスクを先送りせず、将来の事業計画を保守的かつ慎重に検討した結果、過去の買収により生じたのれんの減損損失109億円を認識し、当会計期間に計上する見込みとなった。
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企業がネット上に開示した決算発表資料から業績データやポイントを人工知能(AI)技術を使って自動で文章を作成しました。詳しくはこちらをご覧ください
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