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若築建、通期の純利益予想を上方修正 34億5000万円から49億円に

若築建設は9日、2023年3月期の純利益が前期比3.5%増の49億円になる見通しだと発表した。従来予想の34億5000万円(前期比27.2%減)から上方修正した。営業利益は前期比15.9%減の57億5000万円(従来予想は前期比23.9%減の52億円)、経常利益は同14.5%減の58億円(従来予想は同26.3%減の50億円)と、それぞれ予想を引き上げた。一方、売上高は同5.8%減の840億円と、従来予想を据え置いた。

若築建は海上土木事業のパイオニアとして港湾、空港建設工事をはじめ、陸上土木工事、建築工事なども手掛ける建設会社。業績修正の理由について、同社の説明は以下の通り。

売上高については、手持ち工事の進捗の遅れに伴う完成工事高の減少があるものの、完成引渡工事の請負金額の増加による完成工事高の増加もあり、前回予想数値と同程度となる見込みである。経常利益については、施工する工事は工期が短期間の案件が多いため資機材費高騰の影響が小さかったこと及び土木工事においては不採算工事が減少しており、竣工時の請負金最終精算において採算性が向上していること等から前回予想数値より7億円増加の53億円となる見込みである。純利益については、繰延税金資産の計上による税金費用の影響等により、前回予想数値より14億円増加の47億円となる見込みである。個別業績の影響によるものである。

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