リンナイの2023年3月期、純利益7.4%増 予想平均下回る
リンナイが10日発表した2022年3月期の連結決算で、純利益は前期比13.9%減の237億4800万円となった。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサス(235億6700万円)を上回った。2023年3月期の純利益は前期比7.4%増の255億円を見込む。QUICKコンセンサスの277億8300万円を下回る。
リンナイは給湯機器や厨房機器など、ガス機器を中心にグローバル展開する大手メーカー。損益面については、国内販売が減少したことに加え、原材料価格やアメリカ向け海上運賃を始めとする物流費の高騰が影響し営業利益は減益となった。販売面については、部品調達の逼迫により工場生産に支障が出たことによる国内外への供給遅延で国内販売が減少したものの、中国やアメリカを筆頭に海外各地で主力商品が伸長したことで増収となった。
2022年3月期の売上高は前期比6.3%増の3661億8500万円、営業利益は同11.9%減の358億6400万円、経常利益は同7.9%減の390億6000万円だった。
2023年3月期の売上高は前期比9.2%増の4000億円(QUICKコンセンサスは3988億3300万円)、営業利益は同14.3%増の410億円(同435億6700万円)、経常利益は同8.8%増の425億円(同453億3300万円)となる見通し。
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