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JVCケンウ、通期の純利益予想を上方修正 30億円から58億円に

JVCケンウッドは21日、2022年3月期の純利益が前期比2.7倍の58億円になる見通しだと発表した。従来予想の30億円(前期比39.3%増)から上方修正した。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサスの31億5300万円を84%上回った。営業利益は前期比83.9%増の90億円(従来予想は前期比53.3%増の75億円)、経常利益は同87.5%増の85億円(従来予想は同41.2%増の64億円)と、それぞれ予想を引き上げた。一方、売上高にあたる売上収益は同3.1%増の2820億円(従来予想は同4.2%増の2850億円)に引き下げた。QUICKコンセンサスは営業利益が73億9000万円、経常利益は65億8300万円、売上高にあたる売上収益は2826億円だった。

JVCケンウは日本ビクターとケンウッドの経営統合でできたAV機器メーカー。業績修正の理由について、同社の説明は以下の通り。

第2四半期以降、半導体などの部品供給不足によってモビリティ&テレマティクスサービス分野及びパブリックサービス分野において甚大な影響を受けた。不足部品に対応した設計変更や新商品の導入などの対策を講じたことによって、大幅に生産と売上が回復した。米州における物流が改善したことから、期初の想定を上回る見込みとなった。米国無線子会社の受注残が大きく増えたことにより繰延税金資産を新規に計上したことや、金融資産の評価益の計上によって、通期では全ての段階損益において期初の想定を上回る見通しとなった。

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