良品計画の21年9月〜22年2月期、純利益27.5%減 通期予想を下方修正
良品計画が14日発表した2021年9月〜22年2月期の連結決算で、純利益は前年同期比27.5%減の147億7700万円となった。2022年8月期通期の純利益予想は引き下げた。純利益は前期比20.4%減の270億円を見込む。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサスは302億7900万円だった。
良品計画は「無印良品」の企画開発・製造から流通・販売までを手掛ける製造小売企業。親会社株主に帰属する四半期純利益は、前第2四半期連結累計期間において、米国事業に係る一過性の特別利益を計上した影響も加わり、減益となった。営業利益は、海外事業が増益となった一方、国内事業において、衣服・雑貨の販売苦戦に伴い営業総利益が伸び悩んだことにより、減益となった。
2021年9月〜22年2月期の売上高は前年同期比7.1%増の2444億9600万円、営業利益は同19.4%減の188億5400万円、経常利益は同19.1%減の205億5800万円だった。通期予想に対する第二四半期の進捗率は営業利益で49.6%と過去2年の平均(55.1%)を下回る。
2022年8月期の営業利益は前期比10.5%減の380億円(従来予想は前期比6%増の450億円)、経常利益は同10.7%減の405億円(従来予想は同0.8%減の450億円)、売上高は同3.6%増の4700億円(従来予想は同5.8%増の4800億円)と、それぞれ予想を引き下げた。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサスは売上高が4855億6700万円、営業利益が436億4100万円、経常利益が445億9900万円。
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