高島屋の2023年2月期、純利益86.6%増 予想平均下回る
高島屋が11日発表した2022年2月期の連結決算で、最終損益は53億6000万円の黒字となった。前期は339億7000万円の赤字だった。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサス(37億1000万円)を上回った。2023年2月期の純利益は前期比86.6%増の100億円を見込む。QUICKコンセンサスの106億2900万円を下回る。
高島屋は国内百貨店大手。百貨店業においては、シンガポール高島屋は年度を通じて入店客数調整などの営業制限を継続、サイアム高島屋は同年4月中旬から営業時間短縮、同年7月末から8月末まで食料品のみ営業など、コロナ影響を受けたが、前年度の休業反動によりいずれも増収となった。商業開発業においては、国内の商業施設で、緊急事態宣言の発出地域の拡大及び延長を受け、営業時間の短縮及び臨時休業を実施したが、前年度に比べ休業規模が縮小したことにより東神開発株式会社は増収増益となった。
2022年2月期の売上高は前期比11.8%増の7611億2400万円、営業損益は41億1000万円の黒字(前期は134億9600万円の赤字)、経常損益は69億300万円の黒字(前期は136億3700万円の赤字)だった。
2023年2月期の売上高は前期比43.3%減の4315億円(QUICKコンセンサスは8263億7500万円)、営業利益は同4.3倍の175億円(同181億6500万円)、経常利益は同2.3倍の160億円(同183億2900万円)となる見通し。
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