横浜市大、「YCU 横浜早期膵癌診断プロジェクト2023」を実施
発表日:2023年01月10日

「YCU 横浜早期膵癌診断プロジェクト2023」を実施
横浜市民の健康維持に貢献
横浜市立大学附属病院は、令和5年1月より横浜市民の健康維持に貢献することを目的とした「YCU 横浜早期膵癌診断プロジェクト2023」を実施します。
本プロジェクトは、かかりつけ医師を通じて、附属病院において膵がんの早期診断(特に腫瘍径10mm以下の膵がん)を、CTや超音波内視鏡等による精密画像診断を用いて推進することにより、膵がんの切除率を向上させ、その5年生存率を改善することで、横浜市民の健康維持に貢献することを目的とするものです。
横浜市南部地区(金沢区・磯子区・栄区)の住民を中心にモデル事業としてスタートしますが、将来的にはモデル事業の成果を踏まえ、横浜市や横浜市医師会と連携のうえで横浜市全域に拡大することを目指します。
※参考画像は添付の関連資料を参照
■取組背景
「膵臓がん」は、5年生存率が8.5%と最も厳しい病気の1つですが、ステージ0で発見された場合の5年生存率は90%以上、大きさ10mm以下のステージIbまででは80%以上とされており、早期発見が極めて重要な病気です。しかし、初期の膵臓がんは症状が出にくく、実際にステージ0で発見された患者さんは全体の1%以下となっています。高齢社会を迎えている横浜市においては、膵臓がんは今後も増加することが懸念され、早期発見に向けた取組が必要となっています。
※以下は添付リリースを参照
リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。
参考画像
https://release.nikkei.co.jp/attach/647267/01_202301101453.JPG
添付リリース
https://release.nikkei.co.jp/attach/647267/02_202301101453.pdf
関連リンク
関連キーワード