エアロ、航空機製造技術を活かしたトラベルトレーラーを製作開始
発表日:2022年07月06日

航空機製造の株式会社エアロ 航空機製造技術を活かしたトラベルトレーラーを製作開始
株式会社エアロ(本社:愛知県弥富市、代表取締役:西村 憲治)は、経産省の支援事業「事業再構築補助金」制度を活用し新たに開始したトラベルトレーラーの開発事業において、試作機の完成に至りました。本トラベルトレーラーは、航空機製造の経験を活かした品質で、国内外のトレーラービルダーのベース車両として、新たなビジネス展開に活かしていただきたいと考えています。本トレーラーは、全長約4,300mm/全幅約2,000mm/全高約2,500mmの大きさでありながら、軽量なアルミ素材を多用することにより重量は750kg以下(牽引免許不要)に収める予定です。特徴的なリアゲートや航空機をイメージしたサイドの窓を備えることで、使い勝手と美しさを両立させています。
※参考画像は添付の関連資料を参照
【試作1号機の完成機】
◆本トレーラー試作機の特徴
・航空機製造技術を活かした、航空機を連想させるアルミ製ボディと特徴的な形状の窓
・航空機の組立てと同じくリベットを使用した工法で高品質
・航空機の設計にも用いられる高精度CADを用いた精密設計
・大きく全面が開くリアゲートでキャンプ時などに活躍
・車体全幅が2,000mmと一般的な自動車よりも広くなっているため、平均的な身長170cmの人でも楽々と室内で立つことや足を伸ばして寝ることができる室内空間となっており、且つ2,100mm以下に抑えることで牽引時におけるヘッド車からの後方視界が確保し易い
・磨き上げた鏡面仕様の外装で目を引く存在感 (塗装等の外表面処理は要望により変更可)
◆製品化に向けての課題
・安全性、信頼性の高いシャシーの選定・設計と、フェンダー等足回りのデザイン
・側面の窓を二重構造にする、ブラインドを付けるなど、機能性・実用性を持たせる
・筐体のみ重量350kg以下への軽量化(シャシー含む)
◆株式会社エアロ 代表取締役:西村 憲治
弊社のトラベルトレーラーは、我々が航空機製造に長年携わってきた経験を活かし、航空機組立て技術とノウハウを注ぎ込み、自社で一からデザイン構想や設計を行って開発した高品質なトレーラーです。国内の道路事情等を考慮したサイズであることや、牽引免許が不要且つ排気量1500ccクラスの乗用車でも牽引できる750kg以下に抑えるなど、高品質なことは勿論のこと、日本市場に合った「国産だからこそ」を形にしたトラベルトレーラーが誕生しました。日常ではキャンプ等アウトドアレジャーのシーンで、或いはリモートワークなどのモバイルオフィスとして、そして災害等の非常時には「移動できるもう一つの部屋」として利用するなど、それぞれのお客様のニーズに合った様々なシーンでご活用いただけると思っています。
現在のモデルは仕様が一つでの展開ですが、ビルダー様やユーザー様からの要望に応じてサイズ等仕様が異なるバリエーション展開をしていく案も今後に向けて計画しております。より広いお客様のニーズに合った製品を提供できる様、更なる軽量化や快適さの追求をし、改善を行ってまいります。
※以下は添付リリースを参照
リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。
参考画像
https://release.nikkei.co.jp/attach/635920/01_202207061037.png
添付リリース
https://release.nikkei.co.jp/attach/635920/02_202207061037.pdf
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