京大と鹿島、月や火星に住むための人工重力施設の実現に向けた共同研究に着手することで合意
発表日:2022年07月05日

月や火星に住むための人工重力施設を京都大学と鹿島が共同研究
—コアテクノロジー(核心技術)による縮小生態系の確立を目指す—
■概要
人類は現在、宇宙空間に「滞在」する時代から、月や火星で「生活」する時代へと移行しようとしています。
その実現には、どのような環境や施設が必要となるでしょうか。また、月や火星において、衣食住を可能にし、社会システムを構築するためには、どのような観点や技術が重要になるでしょうか。
京都大学(大学院総合生存学館 SIC 有人宇宙学研究センター)と鹿島建設株式会社(社長:天野裕正)は、大きく3つの構想を掲げ、これらの実現に向けた研究に着手することで合意いたしました。
i.月・火星での生活基盤となる人工重力居住施設「ルナグラス(R)・マーズグラス(R)」
ii.宇宙に縮小生態系を移転するためのコンセプト「コアバイオーム」
iii.惑星間を移動する人工重力交通システム「ヘキサトラック」
我々は、"1Gは人類のアイデンティティ"との認識の下、人類の宇宙生活を支える、「ルナグラス・マーズグラス」、「コアバイオーム」、そして「ヘキサトラック」による人工重力ネットワークを提案いたします。
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参考画像
https://release.nikkei.co.jp/attach/635766/01_202207041215.png
添付リリース
https://release.nikkei.co.jp/attach/635766/02_202207041215.pdf