アナログ・デバイセズ、ヘルスケアおよび産業アプリケーション用に超低電力な特徴をもつMEMS加速度センサーを発表
発表日:2022年05月11日

アナログ・デバイセズ、ヘルスケアおよび産業アプリケーション用に超低電力な特徴をもつMEMS加速度センサーを発表
想像を超える可能性を実現するアナログ・デバイセズ社( https://www.analog.com/jp/index.html)(NASDAQ:ADI)は、バイタルサイン・モニタ、補聴器、モーション対応の測長機器など、ヘルスケアおよび産業アプリケーション用の広範囲な用途にむけて設計された3軸MEMS加速度センサーを発表しました。この新しい加速度センサーADXL367は、従来のデバイス(ADXL362)と比較して消費電力が1/2に低減しているとともに、ノイズ特性が最大30%以上改善しています。またこの新しい加速度センサーは、バッテリ寿命を最長化でき、設置状態での稼働時間の延長を実現できます。また保守の頻度とコストを削減できます。
● データシートのダウンロード、サンプルおよび評価ボードの発注: http://www.analog.com/jp/ADXL367
● オンライン技術サポートコミュニティのEngineerZone(TM)でエンジニアおよびADI製品の専門家と交流: http://ez.analog.com
ADXL367の100Hz出力データレート時での消費電流は0.88μAで、モーション・トリガによるウェイクアップ・モードでは180nAです。パワー・デューティ・サイクリングを使用して低消費電力を実現する他の加速度センサーと異なり、ADXL367はアンダーサンプリングによる入力信号のエイリアシングが生じず、すべてのデータレートにおいてセンサーが対応する全帯域幅を正しくサンプリングします。
■ADXL367の主な特長:
● 200nW(ウェイクアップ・モードでのモーション検出)、および970nW(測定時)
● ディープ・マルチモード出力FIFO、マイクロパワー温度センサー内蔵、別のアナログ入力を同期変換できる内部ADC、シングル/ダブルタップ検出、および誤トリガを防ぐためのステート・マシン
● 1.1Vの電源電圧で機能するため、外付け昇圧コンバータなしでシングルセル・バッテリ動作が可能
● サンプリング時間の外部制御および/または外部クロックに対応
● シングルおよびダブルタップ、自由落下、およびアクティビティ検出などの豊富なデジタル機能により、ホスト・マイクロプロセッサの計算負荷を低減し、システム消費電力をさらに低減
※以下は添付リリースを参照
※参考画像は添付の関連資料を参照
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添付リリース
https://release.nikkei.co.jp/attach/631929/01_202205111023.pdf
参考画像
https://release.nikkei.co.jp/attach/631929/02_202205111023.jpg
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