凸版印刷、タイのパッケージメーカーを買収
発表日:2022年04月15日

凸版印刷、タイのパッケージメーカーを買収
タイで軟包装の製造/販売を行うMajend Makcs社を買収
パッケージビジネスのグローバル展開を加速
凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、タイで軟包装の製造/販売体制を有するMajend Makcs Co.,Ltd.(本社:タイ・アユタヤ、代表:高橋 伸幸、以下 Majend Makcs社)の株式譲渡契約を2022年3月31日(木)に締結。2022年5月までに、連結子会社化が完了予定です。
凸版印刷は本買収により、タイにおける主に欧米/ASEANエリア向けへ製造される軟包装の現地生産が可能になります。
*ロゴは添付の関連資料を参照
■本買収の背景/目的
凸版印刷は2021年5月に発表した中期経営計画(2021年4月〜2023年3月)のキーコンセプトとして「Digital & Sustainable Transformation」を掲げ、中でも重点施策の一つである、グローバルパッケージ事業においては、サステナブル需要の獲得と地産地消体制の構築を加速させています。
また、これまでも、インドネシア、タイ、中国などアジアエリアにおいてパッケージ事業を推進してきましたが、2016年4月には「TOPPAN USA ジョージア工場」設立により欧米への透明バリアフィルム「GL BARRIER」(※1)の製造供給体制を確立し、昨年は米英で事業を展開するパッケージメーカー「InterFlex Group」を買収、直近ではインドのフィルム製造大手「Max Speciality Films」を連結子会社化するなど、北米や欧州、中南米エリアを視野にいれたグローバルな製造/販売を強化しています。
今回、連結子会社化する、Majend Makcs社は2002年にタイで創業し、各種食品や消費財・メディカル向けの軟包装を製造/販売しています。
タイは食品/消費財などのグローバルブランド企業における欧米/ASEANエリア向けの主要生産地であり、凸版印刷は今回の買収により、保有するサステナブル包材をこの有力な市場で生産/提供できるようになります。これにより、各種バリアフィルムなど包装材料の製造から、最終製品までを世界中でワンストップに提供することのできる、グローバルパッケージメーカーとなることを目指します。
*以下は添付リリースを参照
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添付リリース
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