日本腎臓病協会とアストラゼネカ、腎臓病の克服に向けた取組みのための連携・協力に関する包括連携協定を締結
発表日:2022年03月11日
日本腎臓病協会、アストラゼネカと腎臓病の克服に向けた取組みのための連携・協力に関する、包括連携協定を締結
NPO法人日本腎臓病協会(所在地:東京都文京区、理事長:柏原直樹、以下、日本腎臓病協会)とアストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:ステファン・ヴォックスストラム、以下、アストラゼネカ)は、2022年3月10日の世界腎臓デーにおいて、腎臓病の克服に向けた取組みのための連携・協力に関する「包括連携協定」を締結いたしました。本協定は日本腎臓病協会とアストラゼネカが、相互に連携し、腎臓病の克服に向けた取組みを通じて、国民の健康増進に寄与することを目的としています。
今回の協定締結について、DAPA-CKD試験の日本の治験統括医師であり、日本腎臓学会および日本腎臓病協会理事長の柏原直樹先生は次のように述べています。「生活習慣の変化、高齢化を背景に『腎臓病』が増加しています。腎臓病は脳卒中、心臓病、認知機能障害とも関係しており、国民の健康寿命を損なう要因にもなっています。その克服には、医療者、行政、市民が連携して、総力を挙げて取り組む必要があります。日本腎臓病協会は連携の核となり、プラットフォームとなるものです。アカデミアと関連企業、行政等が連携しうるプラットフォームのほか、患者会・関連団体との連携を深めていくことが重要となります。今回の包括連携協定が、従来の産官学の連携に加え、患者会・関連団体との連携を深めていく機会となれば幸いです」。
また、アストラゼネカ株式会社の代表取締役社長ステファン・ヴォックスストラムは次のように述べています。「日本腎臓病協会と、慢性腎臓病をはじめとした疾患啓発について協働できることを非常にありがたく思います。我々のミッションは、サイエンスの限界に挑戦し、人々の生活を変えるような医薬品を届けることです。そして、私たちは、日本腎臓病協会と腎臓病を克服するうえで意義あるパートナーになるべく意欲的に取り組んでまいります。今回の協定を通じ、ひとりでも多くの腎疾患に苦しんでいる患者さんの健康増進に貢献できれば幸いです。これまでの日本の先生方の多大なご尽力に感謝いたします」。
今後の具体的な取り組みとしては、2022年4月6日(水)にアストラゼネカの東京オフィスでメディアの皆様を対象とした慢性腎臓病に関する疾患啓発セミナーを共催する予定です。
アストラゼネカは新薬の開発をリードするバイオ・医薬品企業として、今後も慢性腎臓病の患者さんとそのご家族のニーズに応える活動を展開し、サポートを続けてまいります。
以上
※以下は添付リリースを参照
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添付リリース
https://release.nikkei.co.jp/attach/628238/01_202203111704.pdf
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