矢野経済研究所、代替タンパク質の世界市場に関する調査結果を発表 - 日本経済新聞
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矢野経済研究所、代替タンパク質の世界市場に関する調査結果を発表

発表日:2022年02月28日

代替タンパク質 (植物由来肉、植物由来シーフード、培養肉、培養シーフード、昆虫タンパク)世界市場に関する調査を実施(2022年)

2021年の代替タンパク質(植物由来肉、植物由来シーフード、培養肉、培養シーフード、昆虫タンパク)世界市場規模は4,861億300万円

〜2021年は大手食肉企業・大手食品企業やスタートアップ企業の参入が活況、市場をけん引〜

株式会社矢野経済研究所(代表取締役社長:水越孝)は、国内外における代替タンパク質(植物由来肉、植物由来シーフード、培養肉、培養シーフード、昆虫タンパク)市場を調査し、現況、参入企業の動向、および将来展望を明らかにした。

※グラフ資料は添付の関連資料を参照

1.市場概況

2021年の代替タンパク質の世界市場規模(植物由来肉、植物由来シーフード、培養肉、培養シーフード、昆虫タンパク計)はメーカー出荷金額ベースで、4,861億300万円と推計する。

国連の世界人口推計(中位推計)によれば、地球上の人口は2020年に77.9億人に達している。2030年には約85億人へ増加し、2040年には約92億人、2050年には約97億人へと急激に増加する見通しである。

農林水産政策研究所「2030年における世界の食料需給見通し」によれば、2017〜19年の需要と比較して、2030年の世界の食肉需要は増加傾向での推移が予測される。牛肉では約0.62億トンから約0.71億トンへ増加し(2017〜19年比15.7%増)、豚肉では約1.11億トンから約1.28億トンへの増加(同14.9%増)、鶏肉では約1.00億トンから約1.21億トンへ(同21.6%増)増加することが見込まれる。

世界の人口増加に伴い、食肉需要は増加している。しかし、畜産由来の温室効果ガス排出や飼料・水資源の大量利用など、畜産業が地球環境に与える影響が背景となり、将来的に従来の動物由来の食肉のみで需要を満たすことが困難になる可能性が出てきている。こうしたなか、豆類や野菜などを原材料とした植物由来肉、動物細胞を培養して製造する培養肉が注目されている。加えて、水産物の持続可能な需給バランスの観点から、植物由来シーフードや培養シーフードなど、代替シーフードの研究開発が進んでいる。

※以下は添付リリースを参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

グラフ資料

https://release.nikkei.co.jp/attach/627414/01_202202281429.png

添付リリース

https://release.nikkei.co.jp/attach/627414/02_202202281429.pdf

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