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象印マホービン、一時2%安 巣ごもり需要への期待限定

銘柄診断

30日の東京株式市場で象印マホービン株が一時、前日比27円(2%)安の1652円となった。2021年11月期の業績予想を上方修正し、23日に2カ月ぶりの高値をつけたが、その後は上値が重い。巣ごもり需要への期待が限られ、株価は上昇のきっかけをつかみきれていない。

終値は23円(1%)安の1656円と続落した。21年11月期の連結純利益は、従来予想を4億円上回り前期比12%増の44億円になると見込む。新型コロナウイルス禍で家庭で食事を楽しむ動きが広がり、電気調理器具の販売が伸びるとしている。

もっとも、ワクチン接種の拡大に伴い「巣ごもり需要は落ち着く」(岩井コスモ証券の清水範一アナリスト)との見方がある。象印は年末商戦のある上期(12~5月)に利益の大半を稼ぎ、下期の上振れに対する期待は限られることも株価に響いているようだ。

象印の炊飯器は一時はインバウンド(訪日外国人)消費の代表格だったが、コロナ禍前から販売はすでに失速していた。原材料価格の高騰や円安傾向も業績には逆風となる。前向きな材料としては中国家電大手のギャランツとの製品共同開発を進めており、野村証券の岡崎優アナリストは28日付のリポートで「製品ラインアップ拡充の加速にも期待が持てるだろう」と指摘している。

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