任天堂、「ゼルダの伝説」新作発売日を23年春に延期

任天堂は29日、人気シリーズ「ゼルダの伝説」の最新作の発売日を2023年春に延期すると発表した。これまで22年中に発売する予定だった。新作は、17年の発売から累計2500万本以上が売れたニンテンドースイッチ向けソフト「ブレス オブ ザ ワイルド」の続編で、ゲームファンなどから注目が集まっていた。
同日公開した動画で、ゼルダの伝説のプロデューサーの青沼英二氏は「続編での体験を特別なものにするべく、引き続き総力を挙げて取り組んでいく」として、「開発にもう少し時間を頂きたい」と説明した。
確実な収益が見込める新作については市場の期待も高い。UBS証券の福山健司アナリストは2月24日付のリポートで、年内発売を前提に22年度中に販売本数が1500万本級に上ると予想していた。
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