近鉄不動産、24年に志摩でレジャー施設 ゴルフ場を転用

近鉄グループホールディングス傘下の近鉄不動産は28日、三重県志摩市内にグランピング施設を備えた新たなレジャー施設を2024年に開設すると発表した。同社が所有するゴルフ場「近鉄浜島カンツリークラブ」を23年3月に閉鎖し、跡地を転用する。敷地にはアスレチックやジップラインも開設し、観光客の誘致を狙う。
広さ112ヘクタールのゴルフ場跡地に20棟ほどのグランピング施設を建設。高さ20メートルのアスレチックや英虞湾を見渡せるジップラインなどの遊具も整備し、ファミリーや若年層を呼び込む。
「近鉄浜島カンツリークラブ」は地元客の利用が中心だったほか、伊勢志摩エリアでは他にもゴルフ場があることなどから、レジャー施設への転換を決めた。