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関西電力、誤って権限持つ社員が顧客情報69件を不正閲覧

関西電力は28日、新電力の顧客情報を閲覧できる権限を社員が誤って保有していた問題で、営業部門の4人が4カ月間で69件の契約情報を不正閲覧していたと発表した。本来、関電の送配電子会社が持つ閲覧権限を関電社員が保有し、新電力の顧客情報をみていた。関電は「提案活動を行うための閲覧や悪意を持った意図的な権限付与などはなかった」としている。

5人の関電社員が閲覧権限を持っていたが、うち4人が閲覧していた。閲覧していた情報には新電力8社と関西電力送配電の顧客情報が含まれる。閲覧後に切り替えがあった顧客の契約数は50件で、契約切り替えの申し出に対応するための必要事項の確認などに使ったとしている。

問題が発覚した顧客情報管理システムは、関電の課長級が業務に応じて権限を付与している。電力小売りの全面自由化時に設定した送配電部門のアクセス権限も残っており、課長級が認識不足で誤って付与してしまったとしている。自身に送配電部門の権限を付与した課長級もいた。

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