大阪知事、12月3~9日の日程で訪英 金融都市構想をPR

大阪府は28日、吉村洋文知事が12月3日から9日の日程で英国を訪問すると発表した。大阪府・市がめざす「国際金融都市構想」のPRのため、ロンドンで世界中の金融関係者が集まる米ブルームバーグ主催のフォーラムに登壇。中部マンチェスターも訪れ、資産運用会社やフィンテック企業に対し大阪への事業拠点設置を働きかけるという。
府・市などは3月に決定した同構想の戦略に、2025年度までに海外からの金融関連企業30社の誘致をめざすことを盛り込んだ。滞在中は同国政府関係者とも会う予定で、知事自ら大阪の魅力を発信する。
訪英を25年国際博覧会(大阪・関西万博)にも生かす。テムズ川で通勤・観光用の船を運航する会社の担当者から、運営方法などについて説明を受け、万博会場の夢洲(ゆめしま)とその周辺を結ぶ水上交通の参考とする。
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