清酒鑑評会「優秀」58品 大阪国税局で表彰式

近畿2府4県で造られた清酒の出来栄えを確かめる「清酒鑑評会」の表彰式が28日、大阪国税局(大阪市中央区)で開かれた。「吟醸酒」と「かん酒用清酒」の2部門で出品された計153品から58品が優秀と評価された。
表彰式には酒蔵の代表らが出席。宝酒造白壁蔵の碓井規佳工場長は取材に「香り高く甘すぎないように工夫して製造している。1年の大きな目標だったのでうれしい」と話した。
国税局の鑑定官らが9月、出品された酒の色合いや香り、味わいを総合し、5段階で評価した。鑑評会は製造技術や品質の向上を目的として、酒税を担当する国税局が1980年から毎年実施している。府県別の優秀賞の数では兵庫の26品が最多だった。〔共同〕
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